直達日射積算量は、10秒ごとの直達日射量の瞬間値をもとに、1時間積算量及び日積算量を0.01 MJ/m2単位(小数第3位を四捨五入)で求める。日積算量は1時間積算量の合計値とし、月平均値や年平均値はそれぞれ日積算量や月平均値をもとに求める。ただし、停電などのために1時間積算量が得られないときは、その1時間について欠測とし、その日の日積算量は求めない。
図4.3.1.1に2009年の札幌、つくば(館野)、福岡、石垣島における直達日射積算量の月平均値を示す(地点の詳細は第7.1.4節参照)。直達日射積算量の月平均値で天候(晴れの多寡)の状況をおおむね判断することができる。
この図から、札幌の4、5、9、12月、つくば(舘野)の4、9月、福岡の4、5、6、9月、石垣島の2、5月に直達日射積算量の月平均値は平年より顕著に多かった。また、札幌の2、6、7、11月、福岡の1、7月に直達日射積算量の月平均値は顕著に少なかった。その他はほぼ平年並だった。
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図4.3.1.1 直達日射積算量(月平均値)の時系列図(2009年)。実線は月平均値の平年値で、縦棒は平年値の統計期間における標準偏差をあらわす。 |
図4.3.1.2に1978年から2009年までの直達日射積算量(年平均値)の全国平均値を示す。青の実線は年ごとの値で、赤の実線は年変動を取り除くためのフィルタ(5年移動平均)をかけた値を示す。
年ごとの天候状況により多少の変動はあるものの、太陽から受ける地上での直達日射積算量の年平均値は9〜11 MJ/m2前後である。また、長期的な傾向を把握するため移動平均で見ると、直達日射積算量の年平均値は1990年頃から2002年頃にかけておよそ1.5 MJ/m2の増加が見られたが、その後は緩やかに減少している。
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図4.3.1.2 直達日射積算量(年平均値)の全国平均値の経年変化(1978〜2009年)。赤線は、5年移動平均をあらわす。 |