ホーム |
防災気象情報 |
気象統計情報 |
気象等の知識 |
気象庁について |
案内・申請・リンク |
平成24年4月20日発表(次回発表予定 5月21日)
函館海洋気象台
- 3月の北海道周辺・日本東方海域の海面水温は、おおむね平年より低い状態でした。
- 親潮の沿岸寄りの分枝の南限位置は、3月上旬には北緯38.5度・東経142.5度付近、中旬と下旬には北緯38.5度・東経142度付近にありました。 沖合の分枝の南限位置は、3月上旬と中旬には北緯39.5度・東経146度付近、下旬には北緯39.5度・東経145度付近にありました。 親潮面積は、3月を通して平年より大きい状態でした。
- 津軽暖流の東端位置は、3月上旬と中旬には平年並、下旬には平年より東の位置にありました。
- 黒潮系暖水の北限位置は、3月上旬には平年並、中旬には平年より北、下旬には平年並の位置にありました。
北海道周辺・日本東方の海面水温偏差図(2012年3月平均)
海面水温の平年値(1981〜2010年の30年間の平均値)からの差を示しています。
偏差は、図の右にある0.5゚C毎のスケールと同じ色で色分けされています。
海氷で覆われているため海面水温のデータがない海域は、灰色の網掛けで示しています。
海洋のデータバンクに掲載している図は、本診断の発表後に更新されることがあります。
海面水温
3月の本州東方の海面水温は、おおむね平年より低い状態でした。 本州東方では12月以降、海面水温が平年より低い状態が続いていましたが、3月の三陸沖では海面水温が平年並の海域がみられ、 3月上旬から下旬にかけて、平年並の海域が広がりました。
3月の日本海北部の海面水温は、平年より低い状態でした。
3月のオホーツク海の海氷域面積は、3月中旬まで平年並で経過しましたが、3月下旬は海氷域が拡大し、3月末には平年より大きくなりました(海氷に関する最新の情報については、オホーツク海の海氷分布(月概況)をご参照ください)。
親潮
親潮の沿岸寄りの分枝の南限位置は、3月上旬には北緯38.5度・東経142.5度付近、中旬と下旬には北緯38.5度・東経142度付近にありました。 沖合の分枝の南限位置は、3月上旬と中旬には北緯39.5度・東経146度付近、下旬には北緯39.5度・東経145度付近にありました。
親潮面積は、3月を通して平年より大きい状態でした。親潮面積が平年より大きい状態は、1月中旬から続いています(親潮の面積の時系列図)。
津軽暖流
津軽暖流の東端位置は、3月上旬には平年並の北緯41度・東経142度付近、中旬には平年並の北緯41.5度・東経142度付近、下旬には平年より東の北緯41.5度・東経142.5度付近にありました。
黒潮系暖水
黒潮系暖水の北限位置は、3月上旬には平年並の北緯36.5度・東経144度付近、中旬には平年より北の北緯37度・東経145度付近、下旬には平年並の北緯36.5度・東経143.5度付近にありました。
暖水渦は、3月上旬には北緯38.5度・東経144度付近、中旬と下旬には北緯39度・東経144度付近にありました。
海面水温の診断にあたって
1981〜2010年の30年間に出現した海面水温の上位1/3以上を「平年より高い」、下位1/3以下を「平年より低い」とし、それらを除いた中央1/3の範囲を「平年並」としています。
親潮の診断にあたって
親潮の面積は、東経141度〜148度、北緯43度以南における、深さ100mの水温が 5℃以下の領域の面積によって定義しています。
海流の診断にあたって
親潮の流れは弱く、流れの分布図では明瞭には表現されませんが、海流は水温分布とよい対応を示すため、海上からの影響を受けにくい深さ100mの水温を見ることで、海流についての診断を行っています。
北海道周辺・日本東方海域の海流の位置について
- 親潮の南限の位置
- 東経141〜148度における、深さ100mの水温が5℃以下の南限
- 津軽暖流の東端の位置
- 北緯41〜42度の津軽海峡東口における、深さ100mの水温が3月は6℃以上の東端
- 黒潮系暖水の北限の位置
- 東経142〜147度における、深さ100mの水温が15℃以上の北限
|
|
このサイトには、Adobe社Adobe Readerが必要なページがあります。 お持ちでない方は左のアイコンよりダウンロードをお願いいたします。 |