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精度の高い衛星海面高度計の登場で、1993年以降、海面高度が正確に測れるようになりました。気象庁で2010年までの衛星海面高度計による測定データを解析した結果、世界(66°N〜66°S)の平均海面水位の上昇率は2.95±0.12mm/年となりました。また、海面水位の変化率は海域によって異なり、西太平洋では低緯度を中心に大きく上昇しており、東太平洋では逆にほとんど上昇していない海域が見られます。大西洋では、湾流の周辺を除き、全般に海面水位が上昇しています。

人工衛星塔載の高度計から求めた世界平均海面水位偏差(66°N-66°S)の推移
赤線は半旬平均値、青線は年平均値を示します。
1996年〜2002年の半ばまではTOPEX/Poseidon、2002年半ば〜2009年半ばまではJason1、 2009年半ば以降はJason2搭載の高度計による観測データを基に解析しています。
1996年〜2006年の平均を0としています。

人工衛星塔載の高度計から求めた1993〜2010年の海面水位変化率(mm/年)