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ホーム > 気象等の知識 > 海洋 > 海洋内部の知識 >溶存酸素量

溶存酸素量

溶存酸素量(以後、酸素量)とは、海水中に溶け込んでいる酸素量のことを言います。一般的に酸素量は大気に接する表層で多く、また海水温によって溶け込む量が異なります。海水温が低い亜寒帯の親潮域などでは、良く溶け込みますが、海水温が高い亜熱帯の北赤道海流域などでは、あまり溶け込みません。

溶存酸素量図 地図

溶存酸素量の鉛直分布図

溶存酸素量の単位μmol/kgは、海水1kg中に含まれる酸素の物質量をμmol(マイクロモル)で表したものです。μ(マイクロ)は100万分の1(=10-6)を表します(μmol(単位・化学記号))。1μmol/kgを海水1kg中に含まれる酸素の質量(g(グラム))に換算すると、32μg/kgと表すことができます。

酸素量の鉛直分布図で、100m以浅の表層の酸素量を見比べると、日本海の酸素量は、北赤道海流域と親潮域の中間的な量の酸素が溶け込んでいることが分かります。また、海水中に光が届かなくなる深さでは、溶け込んだ酸素量は有機物の分解に使用されて時間と共に減少します。このため、酸素量の少ない水ほど、相対的に古い水であることになります。
500m以深の深層の酸素量を見比べると、日本海(日本海固有水)の酸素量は、北赤道海流域や親潮域に比べて非常に酸素量が多く、これらの海域の深層水に比べて相対的に新しい水であることが分かります。

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