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2013年2月21日 続報を追記しました。(続報へ)
気象庁では海面水温を解析するために、船舶・ブイ等による現場観測データに加え、複数の衛星搭載センサーによるリモートセンシングデータを用いており、得られた解析値を用いて日本近海、北西太平洋および太平洋の海面水温分布図を作成しています。
このうち、衛星搭載センサーの一つである宇宙航空研究開発機構(JAXA)の改良型高性能マイクロ波放射計(AMSR-E)が2011年10月4日に運用を停止しました(JAXAによるプレスリリース:改良型高性能マイクロ波放射計AMSR-E(アムサー・イー)の観測停止について)。
AMSR-Eの運用停止による海面水温資料への影響を調査したところ、おおむね日別海面水温の差異は±0.25゚Cの範囲内に収まっており、大きな影響を受けていないことを確認しています。
しかしながら、雲に覆われた海域で海面水温が急激に変化した場合、下図のように局所的に1゚Cを超える差異が発生する場合があることが判明しており、2011年10月4日以降の海面水温資料は影響を受けていると考えられます。
気象庁では、標記の影響を軽減させるため、現在運用中の他の衛星に搭載されたマイクロ波放射計データを利用するなどの対策を検討しています。
| 海面水温分布 (2011年8月12日) | ||
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| AMSR-Eを用いた解析結果 | AMSR-Eを用いなかった解析結果 | 両者の差(AMSR-Eなし - AMSR-Eあり) |
| 黄海付近では、この時期、台風に伴う雲に覆われ、かつ、海面水温は急激に下降していた。 | ||
気象庁では、AMSR-Eの代替として、米国の偏波マイクロ波放射計(WindSat)データを利用する準備を進めてきました。
今般、雲に覆われて赤外放射計データが数日にわたって取得できない海域でもWindSatデータを用いることで、日別海面水温資料の解析精度が向上することを確認しました。ついては、2013年2月21日資料より、WindSatデータを利用した日別海面水温資料となることをお知らせします。
該当する「海水温・海流のデータ」の掲載資料は、次のとおりです。