|
ホーム
|
防災気象情報
|
気象統計情報
|
気象等の知識
|
気象庁について
|
案内・申請・リンク
|
海面からの水蒸気の補給が無くなるため雲が発生しにくくなります。
海面が凍っていなければ海水温は-2度以上あり、沿岸付近の気温は内陸ほど低くはなりませんが、流氷が接岸すると海水の熱が大気に伝わらなくなるため気温が低くなります。
海氷の表面の放射冷却は内陸と同じように起きますし、海側から吹いてくる風も暖められることなくやって来ます。
日平均気温の変化を見ても、他の地方では1月末に最低となって2月に入ると昇温するのに対し、オホーツク海沿岸では鍋底のように2月半ばまで低温が続きます。海氷面は地面・海水面に比べ太陽光をより多く反射し太陽エネルギーを吸収しにくいため暖まりにくいためです。
北海道のオホーツク海側沿岸が海氷に覆われると、北海道上の内陸性の寒冷高気圧の発達を促し、この高気圧から吹き出す風と、北西の季節風との収束域に大雪をもたらすことがあります。
海氷が沖合いに拡がっていると、風が海面を吹き渡る距離が短くなるため波浪の発達が抑えられます。しかし、発達した低気圧の場合などは波とともに流氷が押し寄せ、大きな災害となることもあります。