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ホーム > 気象統計情報 > 地球環境・気候 > 20世紀の日本の気候 > 1.3 雨や雪からみた20世紀 >1.3.4 降雪量の変化

1.3.4 降雪量の変化

 降雪量は20世紀にどのように変化したのでしょうか?

 1954年から全国60の気象観測所(表1.3.4.1参照)で降雪量の観測を行っていますので,そのデータをもとに多雪地帯である北日本日本海側と東日本日本海側で地域平均した降雪量の経年変化を調べました。ここで,ある年の降雪量とは,前年9月からその年の8月までに降った雪の量と定義します。

 図1.3.4.1表1.3.4.1のうち,北日本日本海側と東日本日本海側における年降雪量の経年変化を比較した図です。

表1.3.4.1:1954年以降,均質な降雪量データがそろっている地点
地域地点名
北日本太平洋側網走,帯広,釧路,根室,室蘭,浦河,盛岡,仙台,小名浜
日本海側旭川,札幌,寿都,山形
東日本太平洋側長野,宇都宮,高山,松本,前橋,熊谷,水戸,岐阜,名古屋,飯田,
甲府,銚子,津,浜松,御前崎,東京,横浜,勝浦,八丈島
日本海側輪島,相川,伏木,高田,福井,敦賀
西日本太平洋側京都,神戸,大阪,和歌山,潮岬,鹿児島,宮崎,
松山,多度津,高知,徳島,足摺岬,室戸岬
日本海側豊岡,浜田,彦根,下関,福岡,大分,長崎,熊本
南西諸島名瀬
北日本日本海側と東日本日本海側の年降雪量の経年変化

図1.3.4.1:北日本日本海側と東日本日本海側の年降雪量の経年変化

各値は年々の変動を取り除くため5年移動平均をしています。

 この図から,北日本日本海側では年々の変動はあまり大きくなく,長期的には増加傾向にあるのが分かります。しかし,東日本日本海側は変動の幅が大きく,長期的には1980年代半ば頃にかけては緩やかな増加傾向にありましたが,それ以降1990年代はじめにかけて急減しています。その後はやや増加していますが,急減する以前の値に比べると依然かなり少ない状態が続いています。


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